さつまいも 栄養
さつまいもは、料理やお菓子など、何にでも使える便利な野菜です。甘くてやわらかく、小さな子ど
もからお年寄りまで、食べられますよね。
さつまいもには、栄養もたくさんあります。
さつまいもに含まれている栄養素の中で、特に多いのは、食物繊維。食物繊維には、お通じをよくす
る働きがあるので、便秘がちな人にはぴったりな野菜ですね。お通じをよくするという働きは、大腸
ガンの予防にもつながります。
さつまいもの栄養には、ビタミンB1も含まれています。これは、糖質の代謝をよくする働きがあり
ます。筋肉の疲労を防止するという働きがあるので、元気に生活するためには、なくてはならない栄
養素ですね。
そのほか、ビタミンCやカリウムなども含まれています。
ビタミンCというと、レモンなどの柑橘系を想像しますね。しかし、さつまいもに含まれるビタミン
Cもレモンに負けないくらい、たくさんなんですよ。ビタミンCは、お肌に効果がありますね。シミ
やソバカスなどの予防になります。風邪の予防にも効果的ですよ。ビタミンCは、加熱に弱いという
性質があります。しかし、さつまいもに含まれるビタミンCは、でんぷんのおかげで、加熱しても失
われにくいのだそうです。
カリウムには、血圧を低下させる働きがあります。高血圧の人にいいですね。あと、むくみの解消に
もいいそうです。
さつまいもは甘いので、太るのではないかと思っている人もいると思います。さつまいもの栄養には
食物繊維も含まれていますし、カロリーもそれほど高くありません。さつまいもは、栄養も豊富だし、
腹持ちもいいので、ダイエットにも使えると思いますよ。
さつまいもを選ぶときは、ふっくらしていて、持ったときに重さがあるものがいいそうです。色は鮮
やかで、ツヤのあるものがおすすめです。キズや、ひげ根の少ないものを選びましょう。
保存方法は、新聞紙などで包み、常温で保存します。さつまいもは、寒さに弱いそうです。冷蔵庫に
は入れないようにしましょう。
さつまいもの料理方法は、煮るのがおすすめです。「煮る」、「蒸す」、「焼く」の中ではいちばん
甘くなるそうです。加熱してもビタミンCが失われにくいので、どんな料理でも使えますね。さつま
いも自体のおいしさを味わうには、焼いもがいいですね。でも、落ち葉を集めて焼きいもを作るのも
なかなか大変です。電子レンジで温めるのはいちばんかんたんにできますが、甘さがなくなってしま
うそうなので、あまりおすすめしません。オーブンでじっくり焼くと、おいしい焼いもができますよ。
栄養たっぷりのさつまいもをおいしく食べてください。